自然農法大豆・味噌教室&小学校授業

2014.01.26 16:11|未分類
さあ、今年も味噌の仕込みの時期がやってまいりました。
講師のお母さん、大忙しの季節です。

今年は食育団体『食楽会』のメンバーや小学校のPTAのお母さま方、
地域住民と30~40人での数回の味噌教室に加え、

地元の森小学校の5年生3教室と先生たち計80数名を対象に、
『自然農法みそを手作りして、卒業制作に豚汁を!!』
という壮大なプロジェクトが進んでいます。

調理室が小さいので仕込みは1クラスずつ3交代で、
まる1日掛かりの授業になりそう。

卒業制作豚汁用のは大樽に仕込み、その他
生徒さん個人も味噌袋を管理して、各自おうちで味噌を育てるのですって。


案を聞いたのが昨年秋、道庁農政部の『食の安全推進局』が
農園と『食楽会』の活動を視察にきた折なので、
3ヶ月で実行の運びとなったわけです。(食楽会の方々は、熱心で仕事が早い)

添加物に関する著書で知られる安部司氏の講演によると、
世界的な食育調査では、『自国の伝統料理を作れる子供』(調査は8歳)の人数は、
他国と比べて日本はとっても少なかったそうだし、

和食離れが進んで、みそやダシの繊細な味を感じ取れない
子も増えているんですよね。

味を感じる感覚器の『味蕾細胞』の発達や、味に対する嗜好が
決定付けられるのは12歳くらいまで、というのが大方の専門家の意見。

小学校高学年までの食育授業は、とっても大事な意義を持つのです。

逆に、子供の時期に覚えた味は生涯身につく嗜好の基本となるので、
外食産業の『オモチャつきのお子様セット』は、それを踏まえた
長期リピート顧客を獲得する戦略なんだそう。

和食が無形文化財になったことですし、
毎日使う身近な調味料ですもの。

本物がどのように出来上がるかと、市販に出回る製品の中から
危険な製品を避ける知恵を、子供のうちから学ばなくてはいけない。
何より、安全なものを食べさせたい。

きっと、先生やお母さんたちみんなが同じ思いだから、
有言実行、こんな機会を作ってくれたんだなあ。
深い愛情に、感激です。


『食楽会』の副代表はじめ、
『畑の管理から収穫、みそ作りまで一貫してやらせたい!』という
声もありました。。。援農作業や調理は、時々あるけど、
いつか、一環した畑作業もできるといいな。

《味噌作り・作業工程》

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①水で戻した大豆(3倍以上に膨らみます)  ②豆挽きミンサー。手でも潰せるけど、あると便利。
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③米麹 (自然のも探すとある)       ④仕込み用味噌甕

柔らかく炊いた大豆を潰し、麹(こうじ)と塩を混ぜて空気を遮断し、
半年から1年発酵させて完成。(途中で数回、混ぜます)

『アスペルギルスオリゼ』という麹カビが、大豆のたんぱく質をアミノ酸に分解して
美味しい味噌にしてくれるのですって。

A・オリゼは、学会で日本の国菌指定をうけた土着菌。
この菌がいないところで大豆を仕込むと、インドの『テンペ』みたいな
ひき割り大豆バーが出来ちゃうんだろうね。 ありがとう、菌。

CIMG1431 (640x480)

一方、量産される味噌の多くは農薬使用の格段に多い外国産大豆で、
ベンゼンに似た溶剤『ヘキサン』などで油脂を抽出し、
まず『大豆油』を採り、残った『搾りかす』が味噌にされるのがほとんど。

味がなくなったぶん、多くの添加物で味付けし直されます。

『手作り味噌は高い』と思われているかも知れませんが、
形は同一でも、健康への貢献度はまったく違う食べ物。
比べ物にならない価値があります。

栄養と味わいが凝縮され、ごく少量で長く使えるので、
結局はとっても お得なのです。

CIMG1413 (640x480)
1年ものの、田舎味噌。この麹の粒入りのを練ると練り味噌に。

手前味噌は美味しいぞ。さあ、皆さんもご一緒に。

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コメント

Re: あこがれ

さくらさん、こんばんは。

子供を思う、ママさんたちのパワーが全てです(笑)
命を産んで育てる力があるんだもの、
地域や食を変える力だって持ってるんだよなあ、と思います。

さくらさんも ひたむきで素敵なママだもの、
農園もお子さんもみんなに愛されて育つはず。
楽しみ いっぱいですね!

美味しいお味噌、作ってくださ~い。

あこがれ

素晴らしい企画ですね!いいですね~!
学校地域の方とのつながりの深さあってこそですね!憧れます!
我が家も大豆が届きました、そろそろ仕込みます。
私もいつの日か子ども達に本物を味わってもらえる農園をつくるのが夢です。
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いらっしゃいませ♪

白瀬農園

ひよこまめ

Author:ひよこまめ
北海道の森の奥で、自然栽培(無肥料栽培)
の野菜を生産。

現在、日本初で唯一、化学物質過敏症(MCS)
レベル15までの完全個別対応・栽培相談の
できる自然栽培野菜専門店を運営。

レベル15は
「自然栽培であっても栽培暦が浅いと不可。
=一般的な自然栽培野菜セットが食べられず、
大気汚染度で岩塩も選ばなくてはならない」
ことを目安とする当園規定の表記です。

食べる人の健康と笑顔を願って野菜を育て、
町認定食育ボランティアのお母さんたちや、
自治体福祉施設の皆さんとともに食育、
自然栽培拡大のための農活をしています。

第19回環境保全型農業コンクール、有機農業
分野・最優秀賞受賞。農林水産省生産局長賞。
日本野菜ソムリエ協会野菜サミット二つ星受賞。

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