大豆の手刈り収穫と島立て

平成27年12月4日 更新

道南駒ケ岳の麓にある、通称『山の畑』。
昔は富士山みたいな円錐形だったのが、噴火で1/3が吹っ飛んでしまい現在の形の山に。
薄オレンジの軽石状の噴石や、古代からの森の炭が出土しゴロゴロした火山灰土の畑です。
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着雪前の大豆圃場の様子。

残念ながら、ここはまだ全部が自然農法ではありませんが、
今年は『自然農法転換期間中(1年目)』の畑が一枚増えました。

広くて手間が掛かるので一気には増やせませんが、
そのうち全部自然に切り替えたいです。
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一面に育った大豆を豆刈り鎌やカット機で根際から刈り取り、
適宜の量を立てて島にし、天日で乾燥させていいるところです。

隣が自然のかぼちゃ畑になっており、
取り残したかぼちゃを狙ってくるエゾ鹿が、豆を蹴散らしていくので厄介です。

北海道の農業ではビーンスレッシャーなどの大型機械で収穫しながら脱穀し、
生乾きの豆を電気や石油を使った乾燥機で一気に豆乾燥プールで乾かすのが一般的ですが、
当園では、昔ながらの「島たて」や「にお積み」なので、手間も人手も掛かります。

お米もシイタケも、天日乾燥と機械ではおいしさや栄養価、保存性などの品質に差が出る。
手間が掛かったぶん、目には見えない価値があると思う。多分。

「西洋医学の祖といわれるヒポクラテスは、
『人間は自然から遠ざかるほど病に近づく』という名言を残し、
アメリカでは『自然欠乏障害』という病気もできている」

フランスには、環境を整えて自己治癒力向上に生かす「ミリューセラピー」という考え方があると、
朝霧高原診療所の山本院長さんが講演していた。
統合医療の世界的権威の日本初の直弟子という人です。

「人間は自然から離れるほど病気に罹りやすくなる。射光カーテンの部屋で、
電子音の目覚ましで起き、工場で作られたコンビニの弁当を食べ、
癒やしのための音楽もCDや機械から流れてくる。
この現代生活のどこに自然があるというのか」……

自然農法や有機農法には、「安全な食べものを提供する」ほかに、
「人間らしい、自然に寄り添った環境を永続させていくこと」の大事さを認識してもらう、
社会的な仕組みを作るための入り口の役目があると思っています。

20世紀の医療は、病院の中ですべての治療が完結する『病院医療』だったのが、
21世紀になって世界中で現代医療システムに破綻が生じてきたため、
WHOでは「健康支援環境」という概念が提唱されはじめました。

日本の国民医療費は今年度40兆円。
この10年の間に、年間1兆円ずつ跳ね上がったのだから恐ろしい加速率です。

40兆円のうちの1割は、死ぬ間際の1ヶ月で使われる悲しい医療費だと知っていましたか。

そのうちの数%は、ひと月に1千万円以上の医療費を支払っている人たちです。

大金を払えば良い医療が受けられて、貧しい人より有利かというとそうではなく、
貧富の差なく「健康意識のない食」と、それらを生む環境が原因で病気になっていることが
見て取れます。

病気になってから、治らない治療のために大金を使うのは虚しいことだし、
なにより、このままでは10年後には国民保険が破綻し、

中流以下の家庭はアメリカのように、病院に滅多に掛かれなくなるだろうというのが
多くのお医者さんの予想です。 恐ろしいですけど。

これを食い止めるため、国や自治体は健康意識の向上とセルフケアを提唱し、
世界では統合医療の導入を進めています。

医食同源とは、よく言ったものです。

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今年は母が帯状疱疹を患って大変でしたが、
道南福祉ねっとの障がい者さんたち、函館や森近郊のお母さんたちが
手伝ってくれて本当に助かりました。 みなさん、本当にありがとう。

大豆ほかの豆類は、これから手選別を開始いたします。

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白瀬農園

ひよこまめ

Author:ひよこまめ
北海道の森の奥で、自然栽培(無肥料栽培)
の野菜を生産。

現在、日本初で唯一、化学物質過敏症(MCS)
レベル15までの完全個別対応・栽培相談の
できる自然栽培野菜専門店を運営。

レベル15は
「自然栽培であっても栽培暦が浅いと不可。
=一般的な自然栽培野菜セットが食べられず、
大気汚染度で岩塩も選ばなくてはならない」
ことを目安とする当園規定の表記です。

食べる人の健康と笑顔を願って野菜を育て、
町認定食育ボランティアのお母さんたちや、
自治体福祉施設の皆さんとともに食育、
自然栽培拡大のための農活をしています。

第19回環境保全型農業コンクール、有機農業
分野・最優秀賞受賞。農林水産省生産局長賞。
日本野菜ソムリエ協会野菜サミット二つ星受賞。

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